もりもと歯科クリニック

今回は、“歯ブラシの選び方と歯の磨き方”についてお伝えしたいと思います。

●歯ブラシの選び方
歯ブラシの適切なサイズは、ブラシを横にして前歯にあててみた時、長さが歯の２〜２本半くらいのもの、と一般的といわれています。

• 大きすぎると奥歯に届かない。
• 小さすぎると磨きづらい。
• 硬すぎるブラシは歯をすり減らしてしまうので注意が必要です。

奥まで届き、口の中を自由に動かせるサイズの歯ブラシを使うと、磨き残しを減らすことができます。

●代表的な歯の磨き方

バス法は歯周病の予防や治療に適した磨き方です。
歯と歯ぐきの境目をきれいにマッサージします。毛先を歯に対して４５度の角度にあて、歯と歯ぐきの間に少し入れて、わずかに振動させます。
※この方法は注意しないと、かえって歯ぐきを傷めます。
硬い歯ブラシを使わないこと、力を入れすぎないことです。

●正しいブラッシング方法のポイント

１本１本の歯の各面を確実に磨くためには系統的ブラッシングと呼ばれる方法がおすすめです。まずは、上の歯の外側（唇側）から、次に下の歯の外側、そして上の歯の内側（舌側）、下の歯の内側、最後に上下の歯の上面といった順番に、系統的に磨く方法です。